第13回「鹿せんべい飛ばし大会」日記後編

開催地:奈良公園・若草山山麓 開催日:2005年3月20日
 

12時少し前、舞台上にて鹿寄せ演芸ライブスタート!
まずは桜よしのさん率いるバンドの演奏。
桜よしのさんは若くかわいらしく、ミニスカートの足がまぶしい女性の方です。
つづいてファイブローズという中年による中年のためのユニットによる歌。
女性の声の美しさと男性二人のちょっとした面白さが特徴。

つづいて劇団シカによります寸劇。内容はいかにもなヒーローショーです。
「いつも平和な奈良公園。その秩序は若草山ポリス「ホワイトディアー」
によって守られている…。」そこに世界征服をたくらむダークイノシシが現る!
笑ったところは悪役なのに丁寧なところとらしくなさ。
さらってきた子供に、ダークイノシシ「給食はもう食べれません。」
「若草山の芝生を食べていただきます。」…フンにはお気をつけください(笑)。
ホワイトディアーが登場してからはセオリーどおりで、
一度は倒れるも皆の愛の力で勝利すると言うお話でした。

そして真打。若草鹿之助さんの登場です!
「鹿せんべいツイスト」のCDは全てご本人の手作りというレア物。
一枚一曲1000円。鹿之助さんいわく「ぼったくりです。」
ぼったくり禁止条例にかかると販売禁止になるかもしれないそうです(笑)。
歌はまず「むかしむかしのロックンロール」。
これは音楽は「鹿せんべいツイスト」と同じですが歌詞が違います。
要約すると、おとぎ話の登場人物が物語どおりにはせずに皆でロックンロール!

鹿之助師匠(自作イラスト) そして「鹿せんべいツイスト」
亡くなった鹿を解剖するとプラスチックなどがよくでてくるそうです。
だから皆様、鹿に食べ物をやるときには鹿せんべいをやりましょう!
そんな思いを込めてミュージックスタート!
(どんな歌か知りたい方は公式HPをご覧になってください。)

軽快なリズム、そして鹿之助さんの歌声に無意識に身体が動きます。
鹿之助さん「カモン!エヴリバディ!」劇団シカの皆様や桜よしのさんもノリノリです。
そして最後は「踏んでしもたぁ〜!!」…あぁもう、最高です!
話しているときはいたって一般的な男性の声の鹿之助さん。
しかし歌いだすとシカも踊りだす魅惑的な高い声。本当に不思議なものです。

最後は飛び入りで「奈良2010年塾」によります、オーストラリアの古い木管楽器
「ディジュリドゥ」の演奏がありました。形は棒状で、吹く楽器です。
鼻で吸いつつ口で吹くという技術をなさり、深みのある突き抜ける音でした。
演芸ライブが終わった後には、大会予選の写真が載った号外をいただきました。

その後は決勝がありましたが、私は予選落ちのため、のんびりと帰りました。
手渡し写真失敗

奈良公園で手から鹿せんべいを
食べてもらおうと挑戦してみたり。

今日一日で鹿への愛が深まりました。


総じて鹿が好きな方には楽しめるイベントだと思います。

―すべての鹿好きと高田広ゆきファンに捧ぎます―

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